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2020年12月16日

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《ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。》
(新約聖書/ルカによる福音書2章6-7節)

まもなくクリスマスがやってきます。しかし、コロナ禍は今も続いていて収束しそうにありません。今年のクリスマスは私たちが経験したことのないようなクリスマスになるでしょう。教会に集まってロウソクの灯りの中でクリスマスの讃美歌を声を合わせて歌うことも難しいでしょう。お正月に親戚や友人に久しぶりに会うこともできないかもしれません。とても寂しいです。

この寂しさはコロナ禍が起こってから急に現れてきたのでしょうか。この寂しさは、実は、ずっと前からありました。でも、多くの人には見えていなかったのです。当たり前のように人と会うことができていた時にも、この寂しさを感じていた人たちはいました。今はコロナ禍が起こったので、多くの人たちもこの寂しさを感じるようになりました。それで初めて、人と人とが触れ合うことのできない寂しさがこんなにもつらいことだということを多くの人たちが知りました。

最初のクリスマスの夜、マリアとヨセフは街の中に泊まる場所が無く、外の馬小屋でイエス様は生まれました。住民登録のために人々がこぞって故郷に帰ったので、宿がいっぱいになってしまったのです。故郷に帰ったのにマリアとヨセフには頼る親戚も友人もなく、二人は人々でにぎわう街の中に居場所が無かったのです。でも、そこにイエス様は生まれました。寒い冬の夜に、マリアとヨセフは小さなぬくもりを抱きしめました。それは本当に小さなぬくもりですが、確かに暗闇に光が灯りました。

神の子は居場所が無く寂しさの中にいた二人のもとにやってきました。神は、人が誰も見えない暗闇の中も光で照らし、決して見捨てることはありません。私たちも、その光によって見えないものが見えるようになりますように。どうか、クリスマスのぬくもりを、今まさに寂しさの中にいる人たちと分かち合うことができますように。


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Posted by JELC TNG-teens at 13:00 │メルマガ

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