JELC TNG-teens オフィシャルブログ　"Shout to the Lord!!"

《マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去っていった。》
（ルカによる福音書　1章38節）

重たい心が晴れない時、それぞれに理由があると思います。
仲の良かった友達と上手くいかない、とか、ありのままの自分で人と接せられない、とか。何だか分からないけど生きづらい、ということもあるでしょう。

人との関係の恐怖の中で、1日1日をどうにか耐えて乗り越えたというような暗闇の経験が、わたしにもあります。

イエス様の母マリア様も、わたしたちと同じ様に、目の前が真っ暗になるような経験をしました。
「未婚の女性が夫の知らないところで子どもをを身籠る」それは聖書の時代には、夫の訴え次第では殺される可能性すらある事態でした。
けれどもマリア様は、一度は戸惑いながらも「お言葉どおり、この身に成りますように」と、最終的にはその困難を受け入れ、神様に身を委ねました。

天使が告げた「恐れることはない。あなたは神から恵みをいただいた。」という言葉どおり、自分の目には大きな困難に思えても、神様のご計画の中でそれは「恵み」なのだと大胆に神様を信頼したのです。
それは「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」という天使の祝福をよく理解していたからでしょう。

わたしたちも、神様がどんな時にも共にいてくださって、わたしたちに良いものを用意してくださるお方だと知っています。自分が苦しい時、暗闇の中にいる時には、大きく悲観したりするのではなく、そのことをまず思い出して、マリア様の応答の言葉のように神様を大きく信頼して、神様にこの身を委ねて歩んでいきたいなと思います。