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2022年01月12日

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《「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。》
(新約聖書/マタイによる福音書2章12節)

クリスマスといえば、馬小屋の中に幼子イエスを抱いたマリアさんと傍らに立つヨセフさんが居て、羊飼いたちや贈り物を持ってきた三人の博士たち集まっているという場面を想像します。この三人の博士たちは、新しく生まれた王に会うために遠い国から旅をしてきた人たちで、聖書では「占星術の学者たち」と書かれています。

占星術は、今の星占いとは違って、星を観察してその動きを読み取るもので、こうなればこうなる、こうすればこうなるといった論理的判断に基づいています。占星術がやがて科学として天文学に発展していった経緯からも分かるように、自然的な人間の判断に基づいた発想を博士たちはしています。人間的な判断によると、新しい王が生まれたといえば今の王の子どもだと考えるのが妥当です。それで博士たちはヘロデ王のところに行きました。しかし、そこに新しい王は居ませんでした。そうではなくて、寒くて貧しい馬小屋に居たのです。

その姿は貧しく、弱い姿で、社会の片隅に現れていました。その姿は、世の中の虐げられている人たち、苦しめられている人たち、排除されている人たちの姿であり、神がそのような姿で現れることで、その人たちが自分の責任で苦しんでいるのではないし、神の祝福から漏れたのでもないことを証ししていました。博士たちは、きらびやかな王宮ではなく、馬小屋に寝かされた幼子を見て、ひれ伏して宝物を捧げました。そして、夢で「ヘロデのところへ帰るな」とお告げがあり、別の道を通って自分たちの国へ帰っていきました。ヘロデのように強いものが弱いものを虐げる生き方ではない道を通って、自分たちの生活の場へと戻っていきました。神の御子イエスによって開かれた道は、どんな宝物よりも高価なもの、誰もが神の命よって生きることができる道です。


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Posted by JELC TNG-teens at 14:37 │メルマガ

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