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JELC TNG-teens

2020年12月30日 13:00

「めぐみってなあに?」
四歳の息子が突然聞いてきました。

一瞬ドキッとする私。そうこどもは時々ドキッとすることを聞いてきます。どう答えようか悩み、良い質問だねと答えるのが精一杯の私。たじろぐ私とは対照的に、まだかまだかと答えを待つ息子。とりあえず、どういう状況でその言葉を知ったのかを聞いてみました。こども礼拝に出席しその中でめぐみのお話があった様子。話の前後もよく分からないし、礼拝の中でどのように話しをされたのかも定かではありません。次回のこども礼拝の時に牧師先生に聞いてみようということでなんとか話しを切り上げることに成功しました。

次週牧師先生から話しを聞いてきた息子に、大人気ないと言われてしまいそうですが、なぜかとてもワクワクしながら、「めぐみってなんだった?」と聞いてみました。その答えは、「ぼくしせんせいね、めぐみはみんなにあげるとふえるものだって」と。なんてシンプルで息子にわかりやすい言葉なのでしょう。「じゃあみんなにいっぱい、いっぱいあげてたくさんふやそうね」と話すと、「うん」と答える息子。なんとかことなきを得たことにほっとする私。

この出来事を通して、普段は私の話なんてこれっぽっちも聞いちゃいない息子だが、神様から与えられる御言葉は間違いなく届いているとわかりました。必要なことを聴くことのできる息子は間違いなく神様のめぐみで溢れているのだと思います。

イエス様は、めぐみを多くの人にわけあたえていました。どんどん、どんどん増えていったのでしょう。そのめぐみは現代を生きる私たちの中にも届けられています。神様はめぐみでこの世界を「いっぱい」にしてくださっています。

《主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。》
(新約聖書/ヨハネの黙示録 22章21節)


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