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2015年06月12日

真面目な話をしませんか?その46

前回に引き続き、派遣の部における祝福について、ヨハネによる福音書から見てみることにします。

ヨハネによる福音書は、マタイ、マルコ、ルカによる福音書とは異なる記述が多く見られます。イエス・キリストが十字架に架けられ、死んで葬られた後、復活して弟子たちに現れる場面もまた、ヨハネ独特のものです。ヨハネは、イエスが弟子たちに現れたようすのこのように伝えます。

「イエスは重ねて言われた。『あなたがたに平和があるように。父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたを遣わす。』そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。『聖霊を受けなさい…』」(ヨハネによる福音書20章21-22節。新共同訳)。

弟子たちに現れ、手と足に残る傷を見せ、イエスはこう言い、その息吹き、聖霊を弟子たちに吹きかけたのです。弟子たちが、イエスがこの世に遣わされたように、遣わされていくためでした。

この出来事は、私たちにも起きています。私たちは、復活の日の弟子たちがそうであったように、礼拝の出来事を通して生きて、復活された主イエス・キリストに出会い、その霊を与えられ、この世へと遣わされるのです。それは、私たちのうちにイエスが生きておられるということであり、私たちは、私たちが日々出会う隣人にとって、イエスそのものであるということを意味します。私たちは、よく言われるように「小さいイエス」ではなく、その息吹、聖霊を受け、遣わされているがゆえに、隣人に対してイエスそのものであるわけです。

ここに、派遣と祝福の不思議、神秘があります。次回は、創世記から見て行きます。


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